チャートをチェックすることによって気づくことは?
チャートで過去の動きをよくチェックすると、まず、通貨によって値動きに特徴があるということがわかります。これは株式など他の商品でも同じです。
また、期間だけでなく、1回の流れで変動する幅も、ある程度の目安があるように思われます。
例えば、ドル円ですと、1回の動きは大きくても10円前後、大した材料がなければ動いても5〜7円くらいですから、こういった波をトータルすると、1年間の変動幅は20〜25円程度になります。
当然、こうした幅は、そのときの相場状況によって変わってくるものですが、一方で、それぐらい冷静に見ていることも重要になってきます。
上がり続ける相場はない
相場の流れというのは永遠ではありません。どこまでも上がる相場、下がる相場など絶対に存在しないからです。
とくに為替相場は移り気で、話題にしているテーマがころころと変わります。
よって、それをよく心に言い聞かせて、相場の動きに惑わされずに、腹八分目くらいの余裕を持ってトレードに臨みたいところです。
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