外貨投資の歩き方



自己ルールを守るとは?

自己ルールを守るとは?

FXでは、自分で決めたルールを守らないと、時として大きな損失を被ることになります。

例えば、1ドル=100円のときに、10万円の証拠金を入れて、レバレッジ10倍で米ドル1万ドルを買ったとします。

このとき、米ドルが上昇して1ドル=110円になったときには、為替差益が10万円となり、10万円の資金が2倍の20万円になります。

そこで、さらに円安が進むだろうと思い、前のポジションはそのままにして、利益が出た分の10万円を証拠金として、さらにレバレッジ11倍の米ドル1万ドルを買ったとします。

そうすると、ここまでの合計で2万ドルの買いポジションを持っていることになりますが、この時点で10%以上円高に進むと、全ての資産がなくなってしまいます。

このように、人間の心理としては、一度利益が出てしまうと、まだまだ利益が出せるのではないかと思い、冷静な判断ができないまま、次々と新たなポジションを建ててしまうものです。

さらに、一度利益が出ているので、もう少しレバレッジを上げても大丈夫だろうと思い込んで、どんどんレバレッジを高くしていきます。

レバレッジもはじめは5倍だったのに、次第に10倍、15倍と高くなり、しかも円安が進んでいるときに買っているので、後から買うポジションほど価格が高いもの、つまり高いものほど多く買っていることになっています。

こうなってしまうと、利益の出るときは加速度的に増えていきますが、為替相場が下落した場合には、その損失も加速度的に大きくなっていきますので、持っていた資金はあっという間になくなってしまいます。

これが、FXはハイリスク・ハイリターンといわれる所以であり、レバレッジの掛けすぎは非常に危険であるということなのです。

よって、常に自分の決めたルール(リスク管理)に従い、心に余裕を持ってFXに取り組むことが大切です。


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