いざなぎ景気とは?
いざなぎ景気というのは、1965〜1970年まで57か月間続いた好景気のことをいいます。この「いざなぎ」という言葉は、日本の国土を作り上げたとされる「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」に由来しています。
日本の国土を作った伊弉諾尊時代にまでさかのぼらないと、これほどの好景気は例を見ないという意図から、次の好景気を上回る好景気として、この名がつけられました。
■神武景気 ⇒ 1955〜1957年(31か月)
■岩戸景気 ⇒ 1958〜1961年(42か月)
景気循環とは?
景気循環というのは、経済活動の状況の周期的な変動のことをいいます。景気は次の時期を繰り返しながら循環しています。
■回復期 ⇒ ■好況期 ⇒ ■後退期 ⇒ ■不況期
このうち、回復期と好況期を拡大局面、後退期と不況期を後退局面とする考え方もあります。
景気循環のパターンは?
代表的な景気循環のパターンとしては、次のようなものがあります。
■キチンサイクル ⇒ 在庫投資の時期に着目
■ジュグラーサイクル ⇒ 設備投資に着目
■クズネッツサイクル ⇒ 建築物の建て替え時期に着目
■コンドラチェフサイクル ⇒ 技術革新の周期に着目 |