ドルペッグというのは、自国の通貨レートをドルに連動させる固定相場制度のことをいいます。

ちなみに、ペッグ（peg）の意味は、「連動させる」とか「くぎづけにする」というものです。

ペッグ制というのは、経済基盤に乏しい国が経済的につながりの深い国の通貨と自国通貨を連動させることをいいます。

なお、固定相場制には、ペッグ制だけでなく、次のようなものもあります。

■通貨パスケット制
⇒　複数通貨との連動をはかるものです。

■管理フロート制
⇒　為替レートを為替市場の動きに任せるものの、政府・中央銀行が常時介入して為替レートを管理するものです。

一般的に「ドル」といった場合には、米国が発行する米ドルのことをいいます。

なお、その他の国が発行するドルとしては、豪ドル、ニュージーランドドル、香港ドル、シンガポールドルなどがあります。

□アナリストは分析する人
□豪州準備銀行（ＲＢＡ）はオーストラリア中央銀行
□シカゴ日経平均先物、シカゴ・マーカンタイル取引所とは？
□政府系ファンド（ＳＷＦ）は国家資産運用ファンド
□東京金融取引所・東京工業品取引所とは？

□いざなぎ景気・景気循環とは？
□コマーシャルペーパー（ＣＰ）・先物取引とは？
□実需筋・信用取引とは？
□中国人民元（ＣＮＹ、ＲＭＢ）・ＣＩＣとは？
□ドルペッグ・ドルとは？

□サウジアラビア通貨庁（ＳＡＭＡ）
□モノラインは金融保証業務専門会社
□有事のドル買いは為替相場の格言

□デカップリングは非連動性
□消費者物価指数（ＣＰＩ）は物価の変化