証拠金とは?
FX取引では、取引に必要な全額ではなく、その一部の資金のみで取引を行うことができるのですが、この際に必要なお金のことを証拠金、あるいは保証金などと呼びます。
なお、FXのことを「為替証拠金取引」と呼ぶのも、この証拠金からきています。
証拠金とレバレッジとの関係は?
証拠金というのは、FXでどれだけ利益を上げることができ、どの程度のリスクがあるのかを決定する非常に重要な要素といえます。
というのは、FXのレバレッジ効果、あるいはFXや株式信用取引などの投資の特徴として、証拠金が小さいと、投資に成功した場合の利益率が高くなるということがあるからです。
また、これは失敗したときの損失率も同様で、証拠金が小さければ小さいほど高いものとなってしまうからです。
つまり、FX投資の利益率と損失率は、証拠金の取引金額に対する割合に反比例するということです。
具体的には、証拠金率が10分の1であれば、利益率・損失率はともに10倍に、反対に5分の1であれば5倍になります。
なお、レバレッジ倍率といった場合には、この20倍、5倍・・・のことをいい、FX取引のリスクとリターンを測る物差しとなっています。 |