スワップポイントが一気に吹き飛んでしまうほどのレートの急変もあり得ますので、注意が必要なことは言うまでもありませんが、長期保有を前提とする「スワップ派」が、非常に有効な投資スタンスであることには変わりありません。

しかもレバレッジを効かせていれば、実際の取引量に応じたスワップポイントを受け取ることができますから、元手に対しての利率は桁違いといえます。

今の日本は依然として世界に例を見ない低金利政策をとっていますが、これは、世界中どの国の通貨に対しても「買いで保有」している限り、スワップポイントを受け取れるということです。

世界の主要通貨よりも日本円の金利が上回るという日が、近い将来やってくるとは思えませんので、レート変動による為替差損に注意しながら取引している限りは、どの通貨に対しても「スワップ派」スタンスでコツコツ稼ぐ手段はあり得るといえます。

強含みというのは、相場の地合いが堅調な状態のことをいいます。

□スワップポイントで利益を狙う
□売りポジションは短期勝負で
□1万通貨単位と1,000通貨単位どちらがいい？
□マージンコールを無視するとどうなるのか？
□マージンコールへの対策

□長期保有のスワップ派は有効？
□取引通貨単位を意識する
□マージンコールの仕組みと対処法
□証拠金維持率には常に気を配る
□２ｗａｙプライス、Ｂｉｄ、Ａｓｋ

□分散投資になる通貨ペアの選択
□米ドル/円の特徴
□順張りピラミッディング

□成行注文と指値注文
□ＬＴＣＭの破綻