外貨投資の歩き方



テクニカル分析の欠点について

移動平均線の問題点とは?

移動平均線というのは、もともとサイクルや始点など、時間に関することを利用者が自由に決められることになっているので、例えば10日と25日を組み合わせた場合と、25日と75日を組み合わせた場合とでは、同じ通貨ペアの同じ期間に対しても、売りと買いのシグナルにズレが生じます。

このような移動平均線のサイクルや始点など、時間に関する問題というのは、実はほぼすべてのテクニカル分析に当てはまります。

テクニカル分析の欠点は?

テクニカル分析の解説書などには、次のように説明しているものが多いです。

⇒ 銘柄により価格推移の特徴は異なるので、どのサイクルがその銘柄に合っているのかどうかということについては、十分に検証した上で売買タイミングを計りましょう。

このような点から考えましても、テクニカル分析には、次のような欠点があるということがいえるのです。

■利用者により勝手に条件が変えることができる。
⇒ 10日、25日、75日などのサイクルの設定など
■形状を視覚的に判断するなどアナログな点がある。
■一貫性に欠けている。


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