ボリンジャーバンドとは?
ボリンジャーバンドというのは、ジョン・ボリンジャーによって考案された技法です。
このボリンジャーバンドは、移動平均を表す線を中心として、その上下に線(バンド)を引いたもので、移動平均線と標準偏差(±1.0σ・±2.0σ)で構成されています。
標準偏差とは?
標準偏差というのは、平均値からどの程度の隔たりがあるかということなのですが、それを計算して、普段見ているチャート上に表したのがボリンジャー・バンドになります。
具体的には、値動きが大きくなれば、値段のばらつきが大きくなりますので、移動平均からの距離や標準偏差は大きくなりますが、逆に値幅が小さければ、標準偏差は小さくなるということになります。
ボリンジャー・バンドを投資判断として使うには?
為替レートは、ボリンジャー・バンドの±2σに95%の確立で収まるといわれています。
そこで、ボリンジャー・バンドを投資判断として使う場合の戦略としては、この±2σラインを上にはみ出した場合には売り、逆に下にはみ出した場合には買いというのが考えられます。
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