ロスカットとは?
ロスカットというのは、ロス(損失)をカット(切る)という言葉どおり、ある一定の基準に達したら、その時点で有無を言わさず強制決済することをいいます。
かなりの損失が出ていても、「このまま待っていれば戻ってくるのでは…」とか「もう少しで下がり始めるのではないか…」などと考えてポジションを放置しがちです。
しかしながら、ロスカットになってしまうと、強制決済=損失確定となってしまいますので注意したいところです。
マージンコールとロスカットの違いは?
マージンコールには一定の猶予がありますが、ロスカットの場合には、その時点で取引終了となりますので、投資家が真に恐れなければならないのは、このロスカットということになります。
つまり、FX取引におけるリスク管理の最大のポイントは、このロスカットに掛からないようにすることにあります。
FX取引では、ロスカット(強制決済)さえされなければ、現在のポジションを持ち続けることができるからです。
■マージンコール
⇒ 一定の猶予期間をおいて強制決済
■ロスカット
⇒ 直ちに強制決済
なお、FX会社によっては、マージンコール=ロスカットのところもあるようです。 |