通貨ペアによるスプレッドは?
FXでは、ビッド(買値)とアスク(売値)の間に差があるのですが、これがスプレッドと呼ばれるものです。
例えば、米ドル/円の通貨ペアですと、「ビッド100.20円−アスク100.25円」というように、5銭程度のスプレッドがあります。
このスプレッドは、FX会社によっても異なりますし、通貨ペアによっても異なります。
また、同じ通貨ペアであっても、そのときの相場のボラティリティ(変動率)によってスプレッドが変わることもあります。
ちなみに、米ドル/円やユーロ/円ではスプレッドが小さい半面、その他の通貨ペアではスプレッドは大きくなる傾向にあります。
FXの取引単位は?
FXの取引単位は、基本的には、1枚あたり1万通貨単位です。
1万通貨単位というのは、米ドル/円ですと1万ドル単位、ユーロ/円ですと1万ユーロ単位を意味します。
もともと銀行間における売買の基本は、1本=100万通貨単位なのですが、100万ドル(1ドル=100円なら1億円です)が取引単位ですと、個人投資家が手軽に参加するには無理があります。
そこで、FXでは、その100分の1の規模まで取引単位を小口化して、一般の個人投資家でも手軽に取引できる環境を提供しているのです。
ちなみに、最近は、1,000通貨単位で取引できるFX会社も出てきていますので、取引に慣れるまでは、そういったFX会社を利用するのもよいかもしれません。
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