FXの手数料体系は?
FXで為替取引を行う場合には、手数料がかかります。
また、インターネット経由の取引とコールセンター経由の取引では、当然ですが、インターネット経由の取引のほうが手数料は割安です。
投資家側からすると、手数料は安いに越したことはないですが、単に手数料が安いからといって、そのFX会社がよい業者かというと、必ずしもそうとはいえません。
FX業者もビジネスですので、手数料、為替レート、スワップポイントのどれかで収益を上げなければ事業が成り立たないからです。
為替レートの手数料とは?
為替レートには、ビッド/アスクという、買値と売値があるのですが、この値幅は投資家側から見た場合には、手数料と同様のものとなります。
例えば、ドル/円で「ビッド100.20円−アスク100.25円」当為条件の場合には、1ドル=100.25円で買ったドルを、1ドル=100.20円で売らなければならないわけで、この1ドル当たり5銭の差が投資家の負担(手数料)となるのです。
また、同じように、スワップポイントにも買いと売りで差があります。
例えば、「買い0.35円−売り0.39円」というスワップポイントでは、1万ドルを買う場合には1日当たり35銭を受け取ることができますが、1万ドルを売る場合には39銭を支払わなければなりません。
つまり、買いと売りの間には4銭の差があり、この差が投資家の負担(手数料)となるのです。 |