ストキャスティクスの特徴は? ストキャスティクスもRSIと同じで、相場の上げすぎ、下げすぎを示唆してくれます。
また、ストキャスティクスの見方としては、85%を超えると高値圏にあると判断し、15%を下回ると安値圏と判断します。
しかしながら、ストキャスティクスは、もみ合い相場(レンジ相場)では有効であるものの、一方向に大きく動く相場の場合には、上下に張付いてしまい、役に立たないという欠点があります。
ただし、ストキャスティクスが85%以上になったときには、「高値圏にある」という意識は必要で、これはこれから下落するという意味ではなくて、注意が必要という意味です。
ストキャスティクスは他の指標との組合せで
ボリンジャーバンドやRSI、ストキャスティクスなど、いわゆる逆張り系の指標は、買われすぎや売られすぎのサインで買うと、トレンドの勢いに負けてしまうという欠点があります。
なので、トレンドがどちらを向いているかを見るトレンド系の指標、例えば、MACDや移動平均線などを併用して、相場の方向を確認すると、信頼度が上がるようになります。
結論としては、ストキャスティクスは、得意なもみ合い相場では教科書どおりのサインに従い、苦手なトレンド相場では他のトレンド系指標と併せて活用するとよいといえます。
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