一目均衡表とはどのような指標ですか?
一目均衡表というのは、一目山人(本名、細田悟一)氏が、延べ2,000人の学生と7年の歳月をかけて完成させた、独自の相場分析手法です。
また、一目均衡表の公式解説本は4巻に及びますが、完全にマスターするには何年もかかるといわれています。
一目均衡表の構成
一目均衡表は、転換線、基準線、先行スパン1、先行スパン2、遅行スパンの5本の補助線とローソク足から構成されています。
このうち、先行スパン1と先行スパン2にはさまれている部分は「雲」と呼ばれ、重要な抵抗帯とされています。
また、基準線はトレンドを示唆する線とされていて、基準線が向いている方向は、相場の方向でもあるとされ、非常に重要な意味を持っています。
高値圏・安値圏とは?
高値圏というのは、相場がしばらく上昇し続けて到達した高い位置のことをいいます。また、安値圏というのは、相場がしばらく下落し続けて到達した低い位置のことをいいます。
例えば、昨年来の高値圏という場合には、昨年からの値動きの中で、最も高い水準にあるということです。
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