一目均衡表による月足チャートの見方
為替相場に大きなトレンドが発生するときには、月足チャートに、数年にわたって相場にはっきりとした方向性が表れます。
なので、大きなトレンドが発生しているときには、この月足チャートにおいて、日々線(ローソク足)と転換線との位置関係を確認しておくようにしてください。
これは、相場が上昇を続けるときには、転換線を支持線(下値の節目)として推移することを示唆し、反対に、下落局面では、日々線が転換線の下で推移する、つまり、転換線を抵抗線(上値の目処)として推移することを示唆するからです。
月足チャートの重要性
さまざまな通貨ペアのチャートを見るとわかることですが、為替はおおむね数年単位の大きなトレンドの中で動いています。
よって、相場に参加するときにまず確認すべきなのは、この大きなトレンドの動きであり、この大きなトレンドの動きは月足チャートを見る必要があるのです。
相場のトレンド転換
それまで転換線の上で推移していた日々線が転換線を割り込んだり、それまで転換線の下で推移していた日々線が転換線を超えてくると、相場のトレンドが転換することを意味します。
一目均衡表を使うことで、相場における上昇トレンドと下落トレンドが明らかになれば、投資家は、そのときのトレンドに自分のポジションを合わせることによって、損失を抑えながら利益を享受するというトレンド・フォローの売買を実行することが可能になります。
|