サーバーの安定性とは?
FX取引会社を選ぶ際には、サーバーの安定性も重要です。
というのは、インターネット取引において最も怖いリスクが、サーバーダウンやサーバー不良によって、取引不能になることだからです。
サーバーというのは、インターネットサービスを提供する元になるコンピュータのことなのですが、このサーバーの安定性はオンライン取引においては必須です。
サーバーが安定していないと、注文を出したいときに出すことができない、つまり、好きなときに売買できないことになってしまうからです。
また、現在ポジションを持っていない状況であればそれほど問題はないかもしれませんが、もし何か外貨を買ったりしていて、その後為替レートが下がってきて損失が出てきたときに、これ以上の損失を防ぐために決済注文を出そうとしても、サーバーが不安定で決済注文が通らないと、どんどん損失が膨らんでいってしまいます。
とはいえ、サーバーの安定性というのは、実際にFX口座を開設してみないとわからない部分でもありますから、できれば複数のFX取引会社に口座を開設しておくのが理想的です。
複数のFX取引会社に口座を開設しておけば、万が一、あるFX取引会社のサーバーがダウンしても、別のFX取引会社では取引できますから、そちらで注文を出すことが可能になります。
つまり、サーバーがダウンしたFX口座の方で買いのポジションをもっていて決済ができないのであれば、とりあえず、別のFX口座の方で売りのポジションを持てばよいのです。
実際には両建ての状態になりますが、サーバーダウンしたFX口座が回復したときに、両方のポジションを同時に決済すれば、サーバーダウンした口座で決済したのと同じ状態になります。
このように、複数のFX取引会社にFX口座を開設しておくということは、リスク管理にもつながりますので、ぜひ複数のFX取引会社に口座開設しておきたいところです。
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