ロコ・ロンドン金取引とはどのようなものですか?
ロコ・ロンドン金取引というのは、ここ数年、詐欺まがい商法などで世間を騒がせている投資商品です。
具体的には、FX(外国為替証拠金取引)や商品先物取引などと同様の証拠金取引の一種で、預けた資金(証拠金)の何十倍もの「金(ゴールド)」を取引できるのが特徴です。
つまり、金相場が予想通りに動けば大きな利益が期待できますが、反対に予想に反すれば大損失を被りかねない非常に危険な投資ということです。
しかも「ロコ・ロンドン金取引」とは、「ロンドンにおいて金を受け渡しする取引」であり、投資家は購入した「金」の現物を受け取ることができません。
それにもかかわらず、さも現物が手に入るように偽り、お年寄りなどを取引に勧誘する業者が少なくないようです。
なので、あやしいと思ったら、直ちに最寄の消費生活センターなどに相談するようにしてください。
インフレ・ヘッジとは?
インフレ・ヘッジというのは、インフレによって預貯金が目減りしたり、貨幣価値が低下したりするリスクを低減・回避することをいいます。
一般的には、インフレになるとモノの値段が上がるのに対して、預貯金や貨幣の価値は下がります。
そこで、それらの一部をインフレに強いとされる貴金属や不動産、株式などに置き換えることによって、保有資産の減少を防ぐことが期待できます。 |