外貨投資の歩き方



ヘッジはリスク回避

ヘッジとはどのようなものですか?

ヘッジというのは、主にリスクを回避することという意味で用いられます。

投資におけるリスクとは、将来起こるかもしれない不確実な出来事の総称として用いられますが、それをできるだけ避けようとする行動や手段をリスクヘッジと呼びます。

具体的には、単にA社株を購入した場合、値下がりすればその分だけ損失を被るリスクが伴いますが、このときA社株とよく似た値動きをするB社株に着目します。

そして、AB両社の株価比較で、A社株が割安、B社株が割高のときにA社株を買い、B社株を同時に売っておきます。

その後割高・割安が解消される、あるいはA社が割高になりB社が割安になったところで、A社株を売り、B社株を買い戻しますと、比較的安全に利ザヤを得ることができます。

これは、相場全体が値上がり・値下がりしても、一方を買い、一方を売っているため、あまり影響を受けないからです。

ちなみに、このような関係は、株式と債券、株式と金、あるいは現物と先物といったものでも成立します。

デフレとはどのようなものですか?

デフレというのは、モノやサービスの価格が、継続して下落する状態のことをいいます。

必要とする以上のモノやサービスが市場に提供されると、値下げ競争が起こり全体的に価格が下がります。

また、デフレ状況下においては、貨幣の価値が実質的に上昇し続けることになることから、消費や投資を先延ばしにしようとする意識が働きやすく、いっそうデフレを加速させやすくなります。

なお、デフレでは借金をすることが不利になります。


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