金(ゴールド)と人間の付き合いというのはかなり古くて、少なくともおよそ7000年前には、人間は金を利用していたと考えられています。当時の日本は、まだ稲作が普及していない縄文時代です。
ちなみに、ブルガリアでは、紀元前4000年頃の墓の跡から金(ゴールド)の装飾品が出土しています。また、紀元前14世紀の古代エジプトの王であるツタンカーメンのピラミッドから発見された黄金のマスクには、何と1t以上の金(ゴールド)が使用されているそうです。
現在の金(ゴールド)は、原油や穀物と並ぶ、代表的な商品のひとつとして、世界中で取引されています。なお、金(ゴールド)には、貨幣や貨幣の代替物、装飾品といった貴金属としての用途以外にも、歯科治療や電子部品といった工業製品としての用途もあります。
新興国の金需要
鈍化したとはいっても、成長が続いている新興国では、宝飾品として金(ゴールド)の需要が非常に大きいので、長期的な上昇が期待できます。
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