外貨投資の歩き方



中東の政府系投資ファンドが世界経済を牽引するのか

世界経済の行く末を握っているのはオイルマネー?

中東の政府系投資ファンド(SWF)が、サブプライム問題による金融危機で苦しむ欧米の金融機関に多額の出資をしたことが一時話題となりました。

これは、原油輸出で得た外貨が、世界の株式などに投資されたわけですが、オイルマネーで先進国の財産を買い漁っているようにも見えます。

しかしながら、見方を変えれば、資金が還流することによって、世界経済のバランスが保たれていたと考えることもできそうです。

また、産油国は、石油だけに依存した経済からの脱却を目指して、様々な投資を行っています。

その代表的な国として、アラブ首長国連邦のドバイなどがあります。

このような国々からいかにしてインフラ投資の案件を受注するかということについて、世界中の商社や建機会社、プラント会社などが争っています。

ということで、もはや世界経済の行く末を握っているのは、先進国だけではなくなっているといえるのです。


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