外貨投資の歩き方



金の小売価格と保管料

金の小売価格はどのように決められるのですか?

「金」の店頭小売価格は、ニューヨークやシドニー、香港市場などの国際金価格を円換算したものが基準となっています。

販売会社によって価格が違うということもありますが、これは輸入を前提としていることから、会社ごとに運賃や保険料、手数料などが差し引かれているためです。

また、金地金を販売会社に買い取ってもらうときの店頭買取価格は、店頭小売価格よりも安めに設定されています。

この小売価格と買い取り価格の差のことを「スプレッド」と呼んでいます。なお、スプレッドは販売会社により異なり、これが小さければ小さいほど有利になります。

金地金の保管料はどうなっているのですか?

金地金は、手元に置いておくことに喜びを感じる資産ではありますが、もし保管が心配であれば、販売会社に保護預かりをしてもらうことも可能です。

年間3,000円程度の保管料なので、安心料だと思えば納得できる金額といえそうです。

金地金には保証書はあるのですか?

金地金は、宝石などとは異なり保証書は付きません。

なお、重量や品位、製造者名が刻印された金地金は、それ自体が保証書の役割を果たしています。


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