金ETFでは売りからも取引できるのですか?
金融商品の相場というのは永遠に上がり続けるものではありませんが、金ETFもその限りではありません。
しかしながら、信用取引で「売り付け」をすれば、たとえ下落相場であっても利益を追求することが可能です。
信用取引を行うには、通常の証券取引口座以外に信用取引口座を開設する必要がありますが、この信用取引口座があれば、金ETFを空売りすることが可能になります。
つまり、価格下落局面において、売付け注文を入れて、売値よりも値が下がったところで買い戻せば、その差額を利益として受け取ることができるのです。
信用取引はレバレッジ何倍?
信用取引では、最大で証拠金(元手)の3.3倍のレバレッジをかけることが可能です。例えば、30万円の証拠金を入れれば、100万円の金ETFが売買できることになります。
ただし、レバレッジをかけるほど、相場が予想通りに動けば、より大きな利益を得ることができる半面、予想に反した場合には、損失が大きく膨らみますので注意が必要です。
なお、信用取引口座を証券会社に開設する際には、委託証拠金30万円程度が必要になるほか信用取引調査が行われることもあります。
|