外貨投資の歩き方



現物拠出型金ETFと現物の金との違いは?

現物拠出型金ETFのメリットは?

金ETFは、保管の手間がかからないだけでなく、株式市場を通じて気軽に売買できますので、その点で、現物の金投資より優れているといえます。

また、金地金を売買するには、地金商などのショップに出向かなくてはなりませんが、「金」の比重は重いですから、まとまった量の「金」を運ぶのはかなり大変といえるでしょう。さらに、現物の金だと盗難などのリスクもつきまといます。

その点、金ETFでしたら、オンライン証券に口座を開けばパソコンで取引することもできますので、自宅やオフィスに居ながら売買することも可能です。

しかも金地金は、地金商などが1日数回決める金価格に基づいて取引を行いますが、金ETFはリアルタイムに変動する市場価格に沿って売買することができます。つまり、より金ETFならより有利な価格で売買できる可能性が高いということです。

よって、現物拠出型金ETFは、実物資産である「金」を保有するのと同様の投資効果が得られるだけでなく、短期売買で利ザヤを得るマネー商品としての魅力もあるといえます。

現物拠出型金ETFの値動きは?

現物拠出型金ETFの価格は、国際金相場とほぼ連動して動きます。

なお、現物拠出型金ETFの流動性は高いですから、値が立たず、売買注文が成立しないといったリスクはそれほど大きくないといえます。


金ETFは手軽さが魅力
金ETFの急激な伸びの理由は?
SPDR ゴールド・シェアの仕組みは?
金ETFは安く買って高く売る?
金ETFに指値注文はある?

金ETFの2銘柄とは?
金ETFは信用リスクがない?
現物拠出型金ETFと現物の金との違いは?
金ETF購入の流れは?
金ETFの信用取引とは?


Copyright (C) 2011 外貨投資の歩き方V「金(ゴールド)編」 All Rights Reserved