外貨投資の歩き方



パラジウムの利用とその需要

パラジウムはどのようなものに利用されているの?

長期投資の視点で見ますと、パラジウムの将来性は非常に有望であるといえそうです。実際、パラジウムは、次のようなものに広範囲に用いられているからです。

■自動車排ガス浄化用触媒
■電子・電気工業部品用材料
■有機化学用触媒
■宝飾品
■歯科用材料...など

このうち日本で一番多く用いられているのは、自動車用触媒であり、全体の40%を占めています。続いて、歯科材料の32〜33%、電子・電気工業部品用材料の14%、宝飾品の10%が続きます。

パラジウムの需要は安定しているの?

2000年の時点においては、電子・電気工業部品用材料が60%程度を占めていましたが、そのメインとなっていた積層セラミックコンデンサがかつてほど使用されなくなったこと、パラジウムよりも安いニッケルでも対応できるようになったことなどから、工業用の需要は安定しているといえます※。

その代わりに伸びているのが自動車用触媒としての需要であり、環境問題がクローズアップされ、排ガス規制が強化されたことによって、特に日本やアメリカ、ヨーロッパなどで多く用いられるようになりました。

※販売量は増加していることから、パラジウムの需要も微増しています。


パラジウムETFとは?
パラジウムETFの管理報酬は?
パラジウムETFと資産運用
パラジウムの利用とその需要
パラジウムは何に使用されている?

パラジウムETFの仕組みは?
パラジウムとプラチナの関係は?
パラジウムの需要は?
パラジウムの今後の需要見通しは?
パラジウムETF投資のタイミングは?


Copyright (C) 2011 外貨投資の歩き方V「金(ゴールド)編」 All Rights Reserved