| パラジウム価格の推移は?  2001年1月には、1090ドルの史上最高値を記録しましたが、ロシアが大量に売却したことで反落します。
 その後、供給過剰の時期が長期間続き、2003年4月には145ドルになりました。
 
 さらにその後は、自動車触媒としての需要が増加すると、南アフリカの鉱山の操業停止などが重なったこともあり、上昇に転じます。
 
 2007年には310〜390ドルのボックス相場を形成しましたが、リーマンショック後の世界同時不況により、再び低迷しています。
 ETFでの資産運用は?  ETFの範囲内で、投資・資産運用する場合には、投資家のタイプにより、次のような組み合わせが考えられます。
 ■積極的・攻撃的なタイプの投資家
 ⇒ 銀ETF、プラチナETF、パラジウムETFなど値動きの激しいETFを単体で運用する。
 
 ■安定志向の投資家
 ⇒ 貴金属バスケットETF、金ETFで運用する。
 
 ■中間タイプの投資家
 ⇒ 金ETFとプラチナETF、貴金属バスケットETFとプラチナETF、貴金属バスケットETFとパラジウムETFなどで運用する。
 |