外貨投資の歩き方



貴金属バスケットETFとリスク低減

どうしたらリスクを低減させられるの?

では、前述したような金融商品のリスクは、どのようにしたら低くすることができるのでしょうか。

そのヒントが、「タマゴを全部、ひとつのバスケット(かご)に入れてはいけない」という格言にあります。

例えば、30個のタマゴを1つのバスケットに入れて保管すると、もし誤ってバスケットを落としてしまったときには、すべてが割れてしまいます。

しかしながら、30個のタマゴを3つのバスケットに10個ずつ入れておけば、たとえ1つのバスケットを落としてしまったとしても、最大でも10個割れるだけで済みます。

他のバスケットに入れておいたタマゴに影響はありません。

このタマゴを金融資産と考えれば、3つのバスケットに入れることは複数の金融資産で運用し、リスクを分散させることを意味しています。

つまり、この格言は、資産運用の原則のひとつである、分散投資の原則を教えているのです。

とはいえ、バスケットを3つ購入するというのは、それなりのコストがかかるわけで、タマゴとバスケットの話は分散投資には、それ相応のコスト(費用)がかかることを意味しているともいえそうです。


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