スプレッドは狭いほど有利
外国為替では、2WAY(ツーウェイ)プライスと呼ばれる買値と売値の2つのレートがあります。
そして、この買値と売値の差のことを「スプレッド」と呼び、このスプレッドが狭いほど、個人投資家には有利となります。
ちなみに、もしこのスプレッドがなく、買値と売値が同じプライスであったとしたら、買った直後に売ったり、売った直後に買ってもまったくコストがかからないことになります。
スプレッドはコストである
例えば、ドル円市場で、1ドル=100.00円−100.05円という5銭のスプレッドがある場合には、100.05円でドル買い/円売りをした直後に100.00円でドル売り/円買いをしても、100.00円でドル売り/円買いした直後に100.05円でドル買い/円売りをしても、コストは5銭かかることになります。
つまり、このスプレッドというのは、投資家にとってはコストになりますので、スプレッドは狭ければ狭いほど個人投資家には有利であるといえるのです。
また、スプレッドの狭いFX会社は、よいレートを提供している会社ということになります。 |