ボラティリティとは?
ボラティリティというのは、価格の変動率のことですが、相場を考える際にはこのボラティリティが非常に重要になります。
というのも、投資家が相場を通じて利益を得られるのは、その金融商品にある程度ボラティリティがあり、その時々に相場にトレンドが発生するからです。
ちなみに、ボラティリティもほとんどなく、しかも相場にトレンドが発生しない金融商品ですと、利益を出すのはかなり困難となります。
こうした点から考えても、為替というのは、一度トレンドが発生すると、しばらくはその動きが継続しますので、この動きをつかめると、おおむね利益と損失がどの程度になるのかがわかるようになります。
といっても、投資家が判断することができるのは、あくまでも相場の過去の動きなので、将来も同様に動くという保証はないのですが、過去にどの程度の変動があったのかがわかると、それに伴って損益がどの程度になるのかということを把握することができます。
その結果を見れば、建て玉枚数が1枚(1万通貨単位)の場合、あるいは10枚(10万通貨単位)の場合に、それぞれどの程度の損益が発生するのかという目安が立てやすくなります。
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