通貨の受け渡しの手数料は?
また、いまだに多くの銀行では、1ドル取引するごとに1円程度の手数料がかかりますが、FXでは銀行の10分の1程度の手数料で外貨を売買できますので、手数料は格安です。
もちろん、現受けした通貨を実際の貿易の決済などに使うためには、取引事業者の口座から銀行口座を経由する必要がありますので、その際に銀行側でも手数料を取られることになります。
しかしながら、その手数料を含んでもなお、銀行の為替手数料よりも割安な場合が多いです。
よって、FXは、投資だけでなく、実需の為替取引にとっても有利といえます。
具体的な通貨の受け渡しとは?
FXで通貨の受け渡しを行うのは、株式の信用取引で品受けや品渡しをするのと類似しています。
FXでは、受け渡しの手続き(申請)をして、受け渡しに伴う資金が預託されていれば、それで受け渡しが行われます。
ちなみに、受け渡しは、締め切り日時が取引形態によって異なっています。
スポット取引では、各営業日の午後3時まで、フォワード取引では最終取引日の2営業日前の正午まで、などと決められています。
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