通貨の受け渡しとは?
FXで通貨の受け渡しができるのは画期的です。
もともと為替取引というのは、通貨の交換のことですが、外為法の改正後は「何人たりとも通貨の交換は自由」とされていますので、たとえ証拠金による取引であっても、実際に通貨の交換ができるかどうかというのは、注目すべき点といえます。
外国企業と取引を行っている企業など外貨の実需を伴う投資家の場合は、通貨の受け渡しができるかどうかというのは、FX会社の選択の際の重要なポイントとなるはずです。
本来ですと1本=100万ドル単位での取引が通常であったものが、1本=1万ドル単位で取引できるようになり、しかもドル通貨での受け渡しが可能になったのですから、大企業だけでなく、貿易に携わる中小企業や個人事業主にとっても朗報といえそうです。
最近は、ユーロ圏との取引がある中小の事業法人も増えているようなので、ドル/円だけでなくユーロ/円の受け渡しに対する実需のニーズも高まっていると思われます。
対顧客市場とは?
対顧客市場というのは、銀行が事業法人や機関投資家などと通貨取引を行う市場のことをいいます。
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